ライアンエアー荷物問題と体験談

ライアンエアーとは?

ライアンエアー(Ryanair)はアイルランドの格安航空会社で、ダブリンを中心に、ヨーロッパ中を飛んでいる。ライアンエアーと検索すると、候補ワードは『やばい』『評判』『どこの国』『荷物 厳しい』。

Ryanair Flight Route Destinations Map In 2025 – Brilliant Maps

ライアンエアーの荷物問題

ライアンエアーの荷物規定はこちら。小型荷物/Small Bag(40cm × 30cm × 20cm)は無料で、それ以外はプラスで料金がかかる仕組み。

Bag Rules – Ryanair Help Centre

アイルランドに来てから、スコットランド(2回)、マルタ、スペイン、ノルウェー、クロアチア、ポルトガル、イタリアに旅行に行っき、ノルウェー以外はすべてライアンエアーを利用した。

バンクホリデーを利用した2泊3日/3泊4日は当然のこと、1週間程度の旅行であれば、無料で持ち込める小型荷物のみで乗り切っている。とてもお安い航空券だから、航空券以上の追加料金を荷物にかけたくない、というドケチゆえの決断。

この小型荷物(40cm × 30cm × 20cm)は思ってる以上に小さい。左がライアンエアーの小型荷物対応のリュックで、右が語学学校でも使えると思って買ったノースフェイスの30Lのリュック。

ちなみに、このSmall Bagは『Ryanair Cabin Bags 40x20x25 Underseat Travel Backpack』みたいに、ライアンエアーに対応していると謳っているリュック。

荷物の大きさ確認はあるのか?

ルールを守るのは大前提として。混んでいるタイミングでの旅行が多いからか、機内に乗り込む際にリュックのサイズをこのスケールで確認されたことは、今のところ一度しかない。

ライアンエアー対応のリュックを購入する前で、先のノースフェイスのリュックを使っていて、押し込めば入ったからセーフだった。

一人ひとり測られているタイミングに遭遇した知り合いもいて、さらに柔らかい素材でも押し込むことも許されなかったそう。こればかりは完全に運!

チェックされるタイミングは、パスポートと搭乗券を見せて飛行機に乗り込むとき。カウンターの横にこのスケール(左)があって、これに荷物を入れて確認する流れ。

File:Ryanair vs Wizz Air baggage sizer.jpg – Wikimedia Commons

何度か、あからさまに大きい人はさすがに止められて、追加料金をその場で支払わされているのを目撃した。払うことを拒み、「今まではこれで問題なかった!」と喧嘩している人も多い。

小型荷物のみ、のすすめ

たくさんの荷物を持っていけるのも素晴らしいけど、この小型荷物だけでの旅行もなかなか良い。

メリットの1つ目は、目的地についてからの動線がスムーズ。到着した瞬間から始まる、先に立ち上がり、頭上の収納棚から荷物を取りだす戦に参加せずに済む。ベルトコンベヤーからスーツケースが出てくるのを待つ必要もない。

メリットの2つ目は、お土産を買うことができない。洋服や洗面用具でいっぱいのリュックはお土産を入れるスペースがない。私のルールで、マグネットだけは買うことができる。お土産を選ぶ時間も短縮できるし、なかなか良いので、おすすめ!